動きも覚えたので、いざ憧れのラウンドへ!景色もいい中、心地よい空気に触れながらするプレーはゴルフの魅力。けれど、あなたのナイスな一球も、これから頑張りたい一球も正しくデータとして残せていますか?
今回は、初心者にとっては鬼門の、ゴルフスコアの付け方を覚えていきましょう!
ポイントは、規定基準のパーをおさえること!
スコアカードの付け方
慣れるまでは難しいけれど、ラウンドでのゴルフプレーに必要なスコアカード。
カードを受け取ったら、日付と自分の名前を書きましょう。
ゴルフは通常4人でプレーするものなので、スコアカードには4人分の記入欄があります。
自分の名前を一番上に書き、同伴者の名前を書きましょう。このとき、順不同で省略も可能です。
・スコアに関して大切な事は、何打で終わったのか?
1ホール終えるごとに何打したのかさえ記録しておけば初心者のうちは大丈夫です!数えることは混乱してしまいがちなので、ゴルフ用のカウンターを持っておくと便利です。カウンターは500円ほどで販売されています。
ハーフ(9ホール)もしくは1ラウンド(18ホール)の打った合計が、グループで最も少ない人が勝ち。 最終的なスコアのことは、ハンディキャップなどがあるのでキャディさんや一緒に行かれる方に聞くのがベストでしょう。
スコアの数え方
スコアは
・それぞれのホールごとに何打でまわったのかを数える
・最後にトータルの打数を出す
手順です。
基準の打数(パー)からプラス、マイナス何打かにより呼び名があります。
出せたらあなたも実力者!いつかはとってみたいスコア一覧
・ホールインワン(1打)
1打目のティーショットが直接カップインすること。
主にショートホールですが、飛距離があればミドルホールでもチャンスがあります。しかし、難易度は高く、中級~上級のゴルファーでも、ホールインワンを出せる確率は5,000~15,000分の1というデータが米国Golf Digest誌でも掲載されています。
ホールインワンが出ると、キャディへの祝儀やほかのプレーヤーに記念品を配る、ゴルフ場に植樹したりするので30~50万円ほどかけるゴルファーも多いようです。
ただ、ホールインワン保険に入り、領収書をとっておけば使った分だけ保険が適応されます。
・アルバトロス(-3)
パーより3打少ない打数でホールアウト(ボールをグリーン上のホールに入れて、そのホールをプレー終了)することです。パー5のホールを2打であがった場合などですが、ホールインワンの少なくとも100倍は難しいと言われています。はじめは知識のひとつとして念頭に置いておけば十分です。
ちなみに「アルバトロス」とは特別天然記念物に指定されているアホウドリが由来。
・イーグル(-2)
パーより2打少ない打数でホールアウトすることです。パー5のホールを3打でホールアウトした場合などを示しますが、飛距離が出ないと難しいですね。
ちなみに「イーグル」とは、力強く優雅さもある鷲のことです。
・バーディ(-1)
パーより1打少ない打数でホールアウトすること。パー3を2打でホールアウトした場合などを示します。
「バーディ」とは小鳥のことで、アメリカのスラングで「優れた」「素晴らしい」という意味が由来で名付けられました。
まずはここから。覚えておきたいスコア一覧
・パー(±0)
ボールをカップにいれるまでの基準打数のことです。
パー5のホールを5打、パー4を4打、パー3を3打でホールアウトした場合に適応されます。
つまり基準打数であるパーよりも1打少なければバーディ、2打少なければイーグルです。
同様に、1打多ければボギー、2打多ければダブルボギー…とカウントします。
・ボギー(+1)
パーより1打数多い打数でホールアウトすることです。
パー5のホールを6打、パー4を5打、パー3を4打でホールアウトした場合を示します。
・ダブルボギー(+2)
パーより2打多い打数でホールアウトすることです。
パー5のホールを7打、パー4を6打、パー3を5打でホールアウトした場合を示します。
・トリプルボギー(+3)
パーより3打多い打数でホールアウトすることです。
パー5のホールを8打、パー4を7打、パー3を6打でホールアウトした場合を示します。
・それ以上
トリプルボギー以上の打数でホールアウトした場合は名称がありません。
スコア数値またはパーの+4打、+5打のように数えます。
スコアカード管理必須の8用語
スコアの付け方に加えて、何をどこに書くべきか。スコアカードに記載されている用語の意味を解説します!
1、HOLE(ホールナンバー)
ゴルフ場のホールのナンバーです。
・OUT(アウト) 1~9ホール
・IN(イン) 10~18ホール
を示します。
2、HDCPもしくはHANDICAP(ハンディキャップ)
ホールの難易度を示す数字で、1~18まであります。
数字が小さいほど難しいホールを示すため、
・1…難易度が最も高い
・18…難易度が最も低い
です。
※これは個人のハンディキャップ(プレーヤーの技量レベルを数値で表したもの)ではありません。
個人のハンディキャップはHCDと表記され、NET(8で詳しく)の近くにあります。
3、BACK(バック)
レギュラーティより後ろにあるティのことです。
4、REGULAR(レギュラーティ)
一般のプレーヤーに使われるティのことです。
5、FRONT(フロント ティ)
前の方にある距離の短いコース用のティのことです。
※3~5はゴルフ場によっては「○○ TEE」と示されているところもあります。
これらはいずれも距離のことです。3~5のいずれも距離をヤードで表しています。
6、PAR(パー)
ホールごとに決まっている基準打数のことです。
ショートは3、ミドルは4、ロングは5です。
7、TOTAL(トータル)
合計打数です。アウトとインの合計スコアを記入します。
これが1ラウンドのスコアで「グロススコア」とも言えます。
8、NET(ネット)
合計打数からハンディキャップを引いたスコアです。
順位はNETで決まります。
スコア管理におすすめの人気アプリ
今の時代は紙ではなくスマートフォン!?
ゴルファーに嬉しいスコア管理アプリはこちら。
■GOLF NETWORK PLUS
・9もしくは18ホールでラウンドならば、国内全コースに対応
・海外のコースも30,000箇所以上に対応
・スコアはリアルタイムで共有可能
・データがクラウドにあるので、スコアデータのバックアップもバッチリ!
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■GDO(ゴルフダイジェスト・オンライン)
・圏外でもゴルフ場を神作し、スコア入力・分析が可能
・会員登録が不要なので使用までスピーディー
・過去のスコア情報も残り、分析が細やか
・パソコンとの共有もできるので、管理がしやすい
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まずはスコア140切りからスタート!
初心者の方は、まずスコア140を切ることがひとつの目処になります。140切りとは、正確に前に飛ばすことが出来、バットも3〜4打で入れたときのスコアです。
ゴルフ経験者の人など教われる人と一緒にプレーに行けるといいですね。
はじめは覚えることも多いのですが、
プレーを通して楽しみながら、少しずつ覚えていきましょう!
間違えやすいゴルフスコア
以前、こちらのブログでご紹介をした
『ゴルフスコアの数え方!このプレーはペナルティ?よくある8つのシチュエーションまとめ』
もご覧ください。
スコアに関するポイントまとめ
・スコアカードをゴルフ場で受け取り、まずは毎回しっかりと書いてみましょう!
・スコアの基準はパー(基準打数)です。その数値から±何打なのかを書いていきます。
・初心者のスコア目安は140切りです!
ルールを覚えることに加えて、スコアの付け方は慣れるまで難しいですよね。
ゴルファーなら誰しも最初は苦労しているのですが…
スコアが目標を立てる大切な要素になるので、焦らずじっくり慣れていきましょう!