壮大なゴルフ場で弾く球。スコーンと遠くへ飛ばしてみたい。
コースで自分の打った球が先へ先へと飛んでいくのを見るのは、誰でも気持ちがいいものです。
力が無く、難しいと思われている女性でもまっすぐ飛ばしたい、200ヤード。
今回は、女性初心者が200ヤードを超えるために、意識するといいポイントをご紹介していきます!
女性は飛距離が伸びない!?
女性のアマチュアドライバー平均飛距離は、175ヤード前後と言われています。それに対して、男性のアマチュアドライバーの平均飛距離は230ヤードと、男性は飛距離が長いことがわかります。これは、男性と女性では、同じフォームで打ったとしても、女性は筋力が弱いため、男性と同じ飛距離を飛ばすのが難しいためです。
・ドライバーの重量をアップする?
男性用ドライバーを使ってみたこと、触ってみたことはありますか?
女性用と比べると、大分重いのが分かります。
男性用のドライバーを使うのも、飛距離を伸ばすための一つの手ですが、筋力がなければ、なかなか扱いにくいですよね。
ですが、筋力がないから飛ばせない、というわけではありません。
女性には女性に合った飛距離を伸ばす方法がありますので、見て行きましょう。
・重要なポイントは、柔軟性を生かすこと!
女性は男性にはない“柔軟性”を活かしたスイングで、飛距離を伸ばすことが可能です。柔軟性、と言われてもピンとこない方は多いはず。
それでは、次の「打ち方、フォームの基礎を身に付けよう」で説明します。
打ち方、フォームの基礎を身に付けよう
・体重移動
最初に大切なことは体重移動。ポイントとしては、腰の位置が上下の動きではなく、軸(体幹)を意識しながら左右で体重をかけるところを変えること。
・振り方のポイントは、力まないこと
次に振り方を見てみましょう。自分がスイングして、クラブがボールに当たった時、腕はどうなっていますか?
もし、ここで腕が曲がっていたら、「力が入りすぎている可能性があります。クラブの重さと遠心力を使い、腕をまっすぐにした状態で、ボールに当てることをイメージしてください。リラックスした状態で、クラブの芯でボールを捕らえ、スイング軌道でジャストミートさせること。一番重要なことは、力まないで打つことです。
・ある程度の握力は必要!
上記で「筋力がなくても飛距離を伸ばすことが出来る」と述べましたが、さすがに筋力がまったくない状態で、飛距離を伸ばすのは難点!握力はクラブをトップから振り下ろす際に、ヘッドがたれてしまわないよう、下ろして打つために必要だからです。
握力を鍛える方法は、自転車に乗る時にハンドルをいつもより強く握る、買い物をする際に重い荷物を均等に両の手で持つ、など、日常生活でも意識をする中でできますよ!
早い上達に必要なものは…忍耐力!
最後に必要なことは、技術だけではなく上手になりたい想いです。
「早く上手になりたい!」
「もっと沢山打てるようになりたい!」
その焦りから、とりあえず沢山の玉数を打てばいいと、がむしゃらに練習…
のちょっと前に。
大切なことはフォームやディスタンス(球の打った方向)を確認しながら、一回ずつを大切に打つことです。
「しっかりと芯を捉えて、まっすぐボールが飛んだ!」と感じたときの、フォームになるまで根気強く、繰り返しましょう。
今回のポイント
- 女性は柔軟性を生かしたスイングで飛距離アップを!
- 体重移動、握り方、握力の基本をしっかりと。
- 飛距離はあくまで目安。はじめはフォームを着実に身体に憶えさせる
最初は皆初心者で、上手に飛ばせる人なんていません。
コツコツと練習を続け、基礎をしっかりと学び、200ヤード飛ばせるように頑張りましょう!