ゴルフには、グリーン上でやったらマナー違反!というNG行動があります。中には、大会で2打罰(+2)のペナルティが与えられてしまうケースまで。今回は、グリーン上で行ってはいけないこと7つをご紹介します。
グリーン上での振る舞いに気をつかう理由とは?
グリーン上でのパッティングは、ゴルフのラウンドを回る中で、もっとも緊張する瞬間なのではないでしょうか。とても繊細な調整が必要になるのに加え、狭いスペースに複数人が集まるため、トラブルが起きやすい場所ともいえます。そのため、グリーン上ではさまざまなマナーやルールが存在します。グリーン上でのNG行動を予習してプレーに臨みましょう。
1プレーする人に近づく
グリーン上でのパッティングは集中力が必要です。私語が聞こえたり、視界に気配を感じたりすることで気が散ってしまうことはもちろん、人の陰によってカップを狙いづらくなってしまうこともあります。知らないうちに自分の陰や物音が邪魔になっていないか、気を使える余裕をもちましょう。
2グリーンの上を走る
グリーンの芝生はほぐれやすく、走ってしまうと次のパッティングに影響がでてしまうことがあります。紳士淑女のスポーツらしく、落ち着いて移動するようにしましょう。
3カップのふちを踏む
カップのまわりは繊細です。カップのまわりが荒れてしまったせいで、ボールが弾かれてしまうこともあります。次の人の妨害になることがないように、カップ周り30㎝は踏まないように、遠くからボールを拾い上げるのがマナーです。
4ボールマークを直さない
ボールがグリーンに乗ったときに芝生にできるくぼみをボールマークといいます。できたくぼみは自分で直すのがマナーなので、グリーンフォークを使ってきれいに修復します。
5他人のラインを踏む
ラインとは、ボールの位置からカップまでのボールの動きのことで、どのようにカップインさせるかを考えることを「ラインを読む」と言ったりします。ラインを読んでいる時に、ライン上に人がいたり、陰が延びていたりすると、うまくグリーンが見えなくなり、とても集中力を削がれます。
6ピングラッグ(旗)を乱暴に放る
通常、カップの場所を把握するために、カップにピンフラッグとよばれる旗を立てて見えやすくしています。カップがよく見えるようになったら外すこともありますが、その場合はグリーンの外もしくは邪魔にならない場所に静かに置きましょう。大会などでは、置いたピンにボールを当ててしまうと、ペナルティが与えられます。
7自分のプレーが終わってすぐ次のコースへ向かう
自分が早く終わっても全員のカップインを見届けるのがマナー。お互いに気持ちよくプレーできる心づかいが大切です。
まとめ
- グリーン上でのパッティングは集中力が必要
- 他人の集中を妨げる行為に注意
- 繊細な芝生は大切に扱う
マナーのある大人のふるまいを心がけましょう!