ゴルフをする上でゴルフクラブは1本というわけではありません。たくさんのゴルフクラブがあり、中でもドライバーやパター、アイアンは聞いたことがあるのではないでしょうか?
ゴルフ中はヤードごとに複数のクラブを使ってプレーします。ゴルフ中に困らないためにも推定飛距離を記載したゴルフクラブを紹介します。
残り200ヤード以上、まずはスタートダッシュが肝心!飛距離を伸ばすウッドクラブ
ウッドの中でも1番と呼ばれる「ドライバー」、それ以外を「フェアウェイウッド」と言います。
まず第1打からはドライバーを使用していきましょう。ドライバーは別名ティーショットとも呼ばれていて、飛距離も最大220ヤードまで飛ばすことができます。女性の場合は、大体180ヤードくらいまで飛ばすことが可能です。
フェアウェイウッドの種類
1番以外をフェアウェイウッドと呼びます。ウッドは基本的にホールの序盤やグリーンから程遠い一打目や二打目から使用します。
クラブの種類(ウッド) |
呼称 | 推定飛距離(ヤード) |
1W |
ドライバー |
240y |
2W |
ブラッシー |
230y |
3W |
スプーン | 220y |
4W |
バッフィー |
210y |
5W |
クリーク |
200y |
7・9・11W | ショートウッド |
180y~190y |
上記の表はウッドクラブの種類です。しっかりと飛距離を飛ばすことができるフェアウェイウッドはたくさんあります。2番や3番などの番手が小さいほど距離を出しやすいです。
残り240ヤードから180ヤードくらいまではウッドクラブを使いましょう。
ちなみに、3番ウッドの「スプーン」はゴルフセットにも大抵入っているようなメジャーなクラブです。5番ウッドの「クリーク」も飛距離を出せます。比較的に打ちやすいので多くの年齢層から愛されるクラブです。
残り180ヤード〜130ヤード!グリーンまでの距離を確実に詰めるアイアンの種類
飛距離100〜200ヤードを前後の狙った場所に飛ばすためのクラブです。フェアウェイでの使用機会が多いのはもちろんですが、ラフやバンカーなどの様々なコンディションでも力を発揮します。
クラブの種類(アイアン) |
呼称 | 推定飛距離 |
1〜4I |
ロングアイアン |
190y〜210y |
UT |
ユーティリティ |
180y〜200y |
5I |
マッシー |
180y |
6I |
スペード・マッシー |
172y |
7I |
マッシー・ニブリック |
163y |
8I |
ピッチング・ニブリック |
142y |
9I | ニブリック |
130y |
アイアンには形状があります。「マッスルバック」、「中空」、「キャビティ」の3つです、初心者にはキャビティがおすすめ。ミスしにくくボールが上がりやすいタイプです。
アイアンはまさに距離に応じて使い分ける必要があるクラブです。あと何ヤードなのかを判断し選択する、この中盤の距離計算が勝負の鍵にもなります。
この時点で残りは最大で200ヤード。基本7番アイアンを使い一気にグリーンに近づけましょう。残りヤードによって使いわけ、7番前後のアイアンで調節すると良い場所に落とすことができます。
残り130ヤード〜100ヤード!グリーン周りにはウェッジを使おう
ゴルフも勝負どころ。残り100ヤード以下、グリーンに近づいてきた時に使いたいのがウェッジです。このクラブはグリーン周りから放つアプローチで使うことになります。
クラブの種類 |
呼称 |
推定飛距離 |
PW |
ピッチング・ウェッジ | 110y〜120y |
AW |
アプローチ・ウェッジ |
95y〜110y |
SW | サンド・ウェッジ |
80y〜100y |
ウェッジには種類が3つあります。
ピッチング・ウェッジは球が浮きにくいウェッジです。ボールを転がすアプローチの際に使います。
サンド・ウェッジは球が浮かせやすいウェッジです。バンカーや一般的なアプローチをする際にも使うことができます。
アプローチ・ウェッジは上記の2つのウェッジの間を埋めるために生まれました。
基本は3種類の中間となるアプローチウェッジを使います。100ヤード前後でのアプローチになるので、調整して飛ばしやすいのが特徴です。アプローチに成功すれば、残りは10ヤード以下です。
残り80ヤードほど。カップを目指してしっかり入れよう! カップに収めるパター
さあ、残りはグリーンに乗った数ヤード。そこで使うのはパター。
グリーン上でカップに入れるため使うもので、1本だけあれば問題はありません。
しかし、パターはヘッドの形状が様々あります。初心者はピン型かマレット型がおすすめ。ピン型はミスショットになりにくく、マレット型は大きくて動かしやすさに長けています。実際にお店に行き、振った感触などを確かめると間違い無いですね。
目の前のカップに焦らずに慎重且つ確実にパターでボールを転がしましょう。しっかりと収めればフィニッシュです!
まとめ
ゴルフではクラブの使い分けで勝負が分かれるスポーツです。
- ドライバーでしっかりとスタートを切る
- アイアン選びが大切
- グリーン周りとグリーン上はウェッジとパターでしっかり収める
以上の3つを意識してゴルフをすると、より一層面白い試合をすることができます。距離計算をしっかりして、間違ったゴルフを使わないようにしましょう。