2015.03.09

最初に覚えておきたい!ゴルフクラブの種類と役割


とてもたくさんの種類がある、ゴルフクラブ。

ドライバー、アイアン、パターと聞いたことのあるクラブから、

最近増え出したゴルフクラブまで、今回はゴルフクラブ全般をお伝えします!

 

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ゴルフクラブに関する基礎知識

別名、ギアとも言われるゴルフクラブ。まず覚えておきたいのがこの7つ。

  1. ウッド
    1-1.  ドライバー
    1-2. フェアウェイウッド
  2. アイアン

2-1. ウェッジ

  1. ユーティリティー
  2. パター

 

ゴルフクラブに書いてある番号って何?

ゴルフクラブには番号があり、番手と呼ばれます。

実際プレーに行ったことのある方や、店舗へ道具を見に行ったことのある方は、

7番アイアンや、1W等、ゴルフクラブに番手がふってあるのを見たこともあるのでは。

 

この番手は、数字が大きいほどボールが上がりやすく、距離が出にくい特徴を持っています。

逆に数字が小さいほど距離が出しやすく、ボールが上がりにくいです。

そのヒミツは番手によって、フェースの角度や長さが異なっているため。上手なゴルファーは同じ力で振った場合でも、番手を変えるだけで、飛距離を変化させることができるそうですよ。

 

まず覚えておきたいゴルフクラブの種類と役割

1. プレーのスタートはこれ。ボールを飛ばすウッドクラブ

番手 名称 飛距離の目安(男性) 飛距離の目安(女性)
1番(1W) ドライバー 230ヤード 180ヤード
2番(2W) ブラッシー 220ヤード 170ヤード
3番(3W) スプーン 215ヤード 160ヤード
4番(4W) バフィー 210ヤード 150ヤード
5番(5W) クリーク 195ヤード 140ヤード

 

ウッドは第一打に使用され、飛距離を獲得する役割を持っています。

ティーショットでは1番のドライバーが主流で、一般的な女性ならドライバーの次は5番が飛ばしやすいでしょう。3番は力が必要とされるため、ユーティリティーを用いる方が好ましいでしょう。

 

1-1. 最も遠くへ飛ばす!上級者おすすめのドライバー(別名:1W)

ウッドの1番として知られているドライバーは、ティーショット(ティーグランドで打つ第一打)で使用をします。最も遠くまで飛ばせることが特徴です。飛距離の目安として、女性初心者でも150~200ヤード飛ばすことも可能でしょう。

 

ドライバーは飛距離が出る分、コントロールに難しさがあります。初コースの方やコースに出て間もない方は、あまり使わない傾向があります。

値段も決して安くなく、1万円するものがほとんど。購入はコースに慣れてきてスコアが上がり始めた時からの使用でも遅くはありません。

 

1-2. パワーがなくても飛ばせるフェアウェイウッド(別名:FW、2W~5W,6W-)

フェアウェイウッドは、ウッドの一種であり、ティーショットとフェアウェイ(ティーからグリーンの間で、短く芝が刈られたエリア)で使用します。

パワーがなくても飛ばしやすいクラブですが、使いこなすのにはやや慣れが必要。初心者のうちは、フェアウェイウッドではなくユーティリティーの使用をおすすめします。

 

 

2. グリーンへ運ぶ!ゴルフ初心者がはじめの一本にもなるアイアン

アイアンはグリーンへ運んでいく用途で使用します。

飛距離の目安としては60~160ヤード前後。ロング・ミドル・ショートと以下の3種類に分類されます。(番手・名称・飛距離目安)

 

ロングアイアン

番手 名称 飛距離の目安(男性) 飛距離の目安(女性)
1I ドライビング·アイアン 200ヤード 150ヤード
2I ミッド・アイアン 190ヤード 140ヤード
3I ミッド・マッシー 180ヤード 130ヤード

 

 

 

ミドルアイアン

番手 名称 飛距離の目安(男性) 飛距離の目安(女性)
4I マッシー・アイアン 170ヤード 120ヤード
5I マッシー 160ヤード 110ヤード
6I スペード·マッシー 150ヤード 100ヤード

 

 

 

ショートアイアン

番手 名称 飛距離の目安(男性) 飛距離の目安(女性)
7I マッシー・ニブリック 140ヤード 90ヤード
8I ピッチング・ニブリック 130ヤード 80ヤード
9I ニブリック 120ヤード 70ヤード

 

はじめの一本は7番のアイアンがオススメ!7番で練習を積んでから他のクラブを試してみると良いでしょう!

 

 

2-1. アプローチショットで大活躍のウェッジ

ウェッジとはアイアンの一種で、クラブヘッドのロフトが大きなクラブです。

距離が短いショットで高いところに打つことを目的に使用します。

 

主に以下の3種類

番手 名称 飛距離の目安(男性) 飛距離の目安(女性)
PW ピッチングウェッジ 110ヤード 60ヤード
AW アプローチウェッジ 100ヤード 55ヤード
SW サンドウェッジ 80ヤード 50ヤード

 

 

PW(ピッチングウェッジ)は、ロフト(角度)が大きいので、ボールを当てやすいのが特徴。

AW(アプローチウェッジ)は、PWとSWの中間で、上げたり転がしたり柔軟に対応できるクラブです。SW(サンドウェッジ)は、バンカー(砂地)に落ちたボールを上げるのが特徴です。

 

ウェッジはクラブのフェース面にどのくらい球が当たるかで飛距離も大きく変化します。つまり、角度がある分だけ正面を向かうフェースが狭くなります。ウェッジのおおよその一般的な角度はPW:45度、AW:51度、SW:56度。

 

そのため、初心者のうちは角度が緩やかなものを選び、フェースとボールが接するものを選ぶことが好ましいでしょう。

 

 

3. ウッドとアイアンの中間形状。ユーティリティー(UT)

ウッドとアイアンの中間に位置するクラブ「ユーティリティー」。初心者はもちろん、力の弱い人や女性にとって、難易度の高いロングアイアンの代わりとして、最近普及してきたクラブです。初心者や女性の方は、

  • 22~25度のロフト角(クラブフェースの傾斜角度)
  • シャフトはカーボン「R」
  • 重心の低いもの

がオススメ。

 

 

 

4. カップインまでもう少し!ヘッド形状が個性豊かなパター

パターはグリーン上でボールをカップに入れるために使用し、他クラブよりもシャフトの長さやヘッドの形状が様々です。

 

・長さ

身長によって扱いやすさが異なるため、女性の場合は

160cm未満は32~33インチ

160cm以上は33~34インチ

を使うことをおすすめします。

 

 

・ヘッドの形状

ヘッドの形状は

マレット型:かまぼこ状。重心が深く、パターで最も一般的。

ブレード型:L字状。一番難しいと言われ、あまり初心者には向きませんが、感覚重視の人に適しているという声もある。

ピン型:棒状。操作性がよく、構えやすい。

ネオマレット型:特殊な形状だが、ピン型より直進性がある。

などがあります。

 

 

 

今回のポイント:初心者にオススメのクラブ

・7番アイアン

・ボールを打つ面のヘッドが大きいウェッジ

・ユーティリティー(シャフトはカーボン「R」がおすすめ)

・パターはマレット型で、160cm未満は32~33インチ/160cm以上は33~34インチ

をまずは購入してみてはいかがでしょうか。

 

 

ゴルフをプレーするときに欠かせないクラブ。

それぞれの特徴や自分との相性を理解して、ぜひよりよいプレーを楽しんでください。

 


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