今回のゴルフ美人は、元キャビンアテンダントでもあり、ゴルフというスポーツを象徴する〝淑女〟といった言葉がお似合いの山元さんにインタビューをさせていただきました。
お子さんの子育てもあり、なかなか1日家から離れるというのは難しく、気がつけば8年間のブランク。けれど自分の「またやってみたい!」という気持ちに素直にアクションを起こすと、かつて80台のスコアをとった身体は、しっかりポイントを覚えていたとのこと。
だからこそ気になっている方にはぜひともおすすめしたいと、最近のゴルフ事情とも合わせてお話いただきました!
8年間のブランクがあったけど、身体はしっかり覚えていた!
はじめてゴルフをしたのは高校生の頃でした。両親、特に父がゴルフをさせたくて高校はゴルフ部のあるところを選ぶという基準にして入学をし、競技を始めました。正直このときはやらされているような感覚であまりやる気がありませんでしたが…
なのできちんとゴルフを始めたのは大学時代です。サークルの活動日は週に1回だったのですが、先輩方も親切にしてくれて仲間もすごく好きで楽しかったです!ゴルフ好きな人が多かったこともあり、活動日以外にもラウンドを一緒に回ったり、打ちっ放しに行ったりと私も気が付いたらゴルフが好きになっていました。
一緒に楽しめる仲間がいることもスタートでは特に大切だと思います。その後、社会人になってもゴルフが好きなままで続けていました。
しかし子育てをするようになり、8年ほどゴルフのブランクができてしまいました。その間にゴルフよりも気兼ねなく行けるテニスをしたりしたのですが、昨年になって「どうしてもゴルフをやりたい!」と思ったのです。まずは姉の旦那さんがゴルフをすごく好きなので、姉夫婦と一緒に近所の打ちっ放しに行かせてもらえないかとお願いをしました。
そこでやってみると、スキーや自転車のように身体が覚えていて、思っていたよりもクラブにボールが当たって楽しかったのです。
そこから昔、ゴルフを一緒にしていた友人にも声をかけ、まずはショートコースに行ったのが再開のきっかけです。
なので体力がある若いうちに身体で覚えておくことはオススメですよ!
今はゴルフも1人で始めやすい時代
昨年ゴルフを始めたときに、ゴルフ網がほとんどなくなってしまっていたのでWebで色々と調べてみました。すると私がゴルフに夢中だった大学生の頃や社会人になりたての時期とは違い、今は1人でも参加できるものがたくさんあるなと感じたのです。
スクールのみならずラウンドでも、例えば新宿に7:00に集合をして車でみんなで行こうというものもあったり。他にもラウンドや送迎がありながら、平日で1万円くらいのものがあったりして、1人でもすごくやりやすくなっている印象を受けました。
紳士淑女のスポーツと言われ、高価なイメージがあるのですが値段もお手頃。始めたばかりの方にとっては、近くにゴルフをよくする人がいてコミュニティーがないと厳しかったのが、1人でも参加しやすくなったりして、ゴルフはどんどん身近になっているのだと感じています。
ひとりでも沖縄、アメリカまで行ってしたくなるゴルフの魅力とは
再開してまた夢中になってしまうゴルフの魅力は色々あるのですが、私の場合は特に旅行での楽しみが増えることですね!社会人になったばかりの頃は、会社の同期を誘って色々なラウンドをまわりながら旅行を楽しみました。
リラックスの旅行にリフレッシュのスポーツが加わることで、より充実した時間が過ごせています。1人で行くことは緊張するかもしれませんが、慣れてくると現地でゴルフ仲間も増えたりと楽しいですよ。
自然の中で出来るので、すごく気持ちがいいです。特に記憶に残っているのはハワイのゴルフ場です。コオリナカントリークラブというところで川沿いにあるのですが、どんどん風が吹いて難しいコースです。けれどその難しさがすごく面白くて。
スキーもスキー場の山の傾斜加減や雪の量によって変わるように、ゴルフも場所によってコースの特色が様々で、同じところでも四季によって風変わりしているところも魅力的です。
また、1人で旅行をすることも好きなので、沖縄に行ったり、ときにはアメリカまで行ってきてしまいました!笑
沖縄は宮里藍選手のお父さんがご指導してくださる機会を見つけたので「これはチャンス!」とすぐに行くことを決めました。アメリカへはゴルフアカデミーに参加したくて行ってきましたね。
老若男女ができるスポーツだからこそ、色々な人と交流ができるところが大きな魅力です。
まさに生涯スポーツ!気になっている方にはぜひゴルフを始めてほしい。
今、子育てをようやくひと段落してきたところで、趣味のひとつとしてゴルフを再開することができました。高校生の頃にはわからなかったのですが、薦めてくれた両親に感謝ですね。
また、子供は大きくなるにつれ親離れしていくと思うのですが、ゴルフは一緒にできたら嬉しいです。
生涯スポーツだから今後も楽しみたいなと思っていますし、旅行でも楽しみが増えることが夢中になってしまう一番の理由!若いうちにゴルフを始めるに越したことはないけれど、いつでも始めることはできますよ。
なのでゴルフが気になっている方は、通いやすいスクールへ行きプロに基本を教わって、ボールが当たるようになったら、まずはショートコースへ出てみるというのがおすすめです。
運動が苦手でもカートがあって移動を楽にできたり、ハーフのコースもあったり。値段もお手頃になっていたりと始めやすいのです。
ウェアも可愛いものが多いですし、自分なりの楽しみを加えながら始めてみてはいかがでしょうか。
山元千明さんProfile
大学卒業後、航空会社で客室乗務員となる。現在は家業のアンティーク業を行う。 小学生の一児の母。子育て期間の約10年のブランクを経て、昨年ゴルフ復活。今は月に一度、仲間とラウンドを楽しむ。