ゴルフが好きだからこそ、大切なゴルフ用具は日々お手入れをしておきたいもの。定期的にゴルフクラブをしっかりと手入れをしておけば、長く使うこともできます。実はゴルフクラブのお手入れはとっても簡単なんです。
今回は最小限の力でゴルフクラブを手入れする方法をご紹介します。
ドライバーのお手入れ方法
ドライバーのお手入れですが、乾いた布とメラニンスポンジ(研磨スポンジ)を用意しておきましょう。
洗剤を使わずに水だけで汚れを落とすことができるメラニンスポンジ。使うことで打球痕などの汚れをあっとう間に落とすことができるのです。バケツに水かぬるま湯と台所洗剤を数滴垂らし10分ほどクラブをつけておいてから、メラニンスポンジを使うと頑固な汚れを落とせます。
ドライバーを水で落としたら、乾いた布でしっかりと拭き取りましょう。
ただし、メラニンスポンジはヤスリのようなものなので、クラウンなどの塗装部分に使用しないようにしましょう。ソールなどのシルバー部分で使用すると磨きがかかって良くなります。
アイアン&ウェッジのお手入れ方法
続いてアイアンとウェッジの部分。ここでもメラニンスポンジと乾いた布が活躍します。さらに不要になった歯ブラシがあると便利。歯ブラシはフェースの溝にたまりやすい汚れに使用しましょう。詰まった土や芝などを掻き出してくれます。
メラニンスポンジはフェース面などヘッド全体をゴシゴシとするとあっという間に汚れが落ちます。水で流して乾いたタオルで拭き取れば完了です。
ちなみにアイアンなどのメッキが施された部分にはサビ止めをしておくと、より長持ちさせることができますよ。
グリップのお手入れ方法
自身が手に持つグリップ部分も汚れが目立ちやすいのでしっかりとケアをしましょう。
用意するのはガラスマジックリンなどの中性洗剤と乾いた布です。中性洗剤を布に吹きつけた後に、ゴシゴシと拭くとグリップについて黒い汚れを取ることが可能です。ちなみに、冬場にゴルフをしないという方にはグリップ部分をラップで巻き付けておくとゴムの硬化を防ぐことができるのでオススメ。
パターのお手入れ方法
パターに関してはいかに早くケアをするかが大切。パターの部分をゴシゴシ擦ってしまうと表面のメッキが剥がれることがあります。ですので第一に力強くこすることをしないようにしましょう。特にスチールウールやその類のスポンジを使用するのはタブーです。
パターの良いお手入れ方法は、雨天・晴天を問わずにプレー後はできるだけ早めに汚れや水分を拭き取ること。そして、酸化を防止するためにオイルを使って手入れをしましょう。こまめな管理が大切です。
ゴルフクラブをお手入れするメリットとは
ゴルフクラブのお手入れ方法を紹介していきましたが、ゴルフクラブを手入れすることが得ることができるメリットとは何があるのでしょうか?
グリップ力がアップする
紹介したようにグリップを手入れすることで、本来のグリップ力を取り戻すことができます。手入れをしていない場合だと雨の日に滑りやすくなり、強く握りすぎてしまうなどの影響を及ぼしてしまいます。
スピンが安定する
アイアンの溝に土などの汚れが溜まり、固まっているとスピンの量に影響してしまいます。それによって球筋が安定せずに思うようなプレーにならないことにもつながってしまいます。
最小限の労力でゴルフクラブが長持ちする
ゴルフをお手入れする最大なメリットと言えるでしょう。サビや不具合などのトラブルを未然に防ぐことができること、性能を保てること、余計なコストをかけずに済むことなど、多くの良い点を生み出してくれます。
まとめ
お手入れする時に大切なことは3つ。
- お手入れにはメラニンスポンジが万能
- ゴルフクラブを使用しない時のための対策をして劣化を防ごう
- 自身のゴルフクラブに愛情が持って手入れをしよう
3つを守れば、プレーをする時にゴルフがもっと楽しくなるでしょう!