ゴルフを長く続けていくとやっておくべきことは、ゴルフアイテムのお手入れです。お手入れ方法を知っておくと、普段からこまめにメンテナンスをすることもでき、長く愛着のあるゴルフアイテムを使い続けられるので余計な出費も少なくなります。
今回は以前のゴルフクラブのお手入れ方法に続いて、その他のゴルフアイテムのお手入れ方法についてご紹介します。
ゴルフグローブのお手入れ方法
ゴルフグローブは一見地味のように思えますが、日々のお手入れをすることによって、ショットの安定感にも繋がります。
ゴルフグローブは基本的には洗濯が可能です。しかし、中には素材により洗濯がNGなゴルフグローブがあります。その点を中心にご紹介します。
合成皮革の場合
合成皮革は水の温度が重要で、だいたい30度〜35度位のぬるま湯で洗いましょう。優しくもみ洗いをし、軽く絞って干すだけ。雨に濡れた場合は、水分を十分にとってから陰干しをしましょう。
天然皮革の場合
天然皮革のゴルフグローブは基本的に洗濯をすることをオススメしていません。なぜなら水に弱いからです。雨や湿気で天然皮革のグローブは品質を落としてしまいます。
どうしても気になる場合はクリーニング店に持ち込んで、特殊クリーニングをすることや、湿らせたガーゼやタオル利用して拭き取りましょう。洗濯ができない代わりのメンテナンスです。
ゴルフシューズのお手入れ方法
ゴルフシューズも、性能と快適さを維持するために日々のお手入れが大切です。シューズに使われている皮革によって少しお手入れ方法に違いが出てきます。
今回は、「ゴルフ場から帰った後。」「雨で濡れた場合。」「日頃のお手入れと保管。」の3つ場面で見てみることにします。
ゴルフ場から帰った後
共通するのは汚れやホコリ、砂などを丁寧にブラシで除くこと。天然皮革の場合はクリーナーでシューズ全体の汚れを拭き取ってクリームを塗りこみましょう。人工皮革は水洗いができます。天然皮革の起毛革は専用のブラッシングをして、水や油をはじくスプレーをかけると良い仕上がりになります。
雨で濡れた場合
天然皮革・人工皮革のいずれにも共通していることは、水分や泥などを乾いた布で拭き取り、内部は新聞紙など吸水性の高い紙を詰めておくこと。そして、乾かす時は風通しの良い場所で陰干しをすることの2点が大切です。
さらに注意しておきたいのは革にカビが発生すること。カビが生えると組織がもろくなるので綺麗に元通りになるのが難しいです。日陰干しを守り、しっかりとしたカビ対策をしましょう。
日頃のお手入れと保管
天然皮革・人工皮革のいずれにも共通するのはシューズが新しいうちにお手入れをしておくことと、湿気の少ない風通しの良い場所に保管をすることの2点です。
天然皮革のシューズの場合、シューズクリームを使いムラなく塗って革に栄養を補給させます。人工皮革の場合はカビの発生をとにかく防ぎましょう。
天然皮革の起毛革の場合は水や油をはじく専用のスプレーがあるので、全体的にふりかけましょう。全体的に汚れが目立ってきたら、液体クリームをスポンジブラシに含ませた後でブラッシング。出てきた汚れを泡と一緒に拭き取れば完了です。
また、シューズクリームや防水スプレーなどは靴の素材に合わせて使用し、さらに型崩れを防ぐためにシューズキーパーを利用して、より長持ちさせましょう。
ゴルフボールのお手入れ方法
ゴルフを長くプレーしていくとマイボールが欲しくなる時があります。マイボールを購入すると愛着もわいてくるはずです。日頃のお手入れがゴルフボールの品質を維持してくれます。
ゴルフボールの表面にはデコボコした窪みがあります。(ディンブルと言います。)この部分に付いた汚れは布などでしっかり拭き取りましょう。水で洗っても構いませんが、必ず乾拭きをして水気をしっかりと取りましょう。中には汚れがひどいからといってブラシでこする方もいますが、表面に傷がついてしますのでオススメしません。
さらに高温、多湿の場所に置きっぱなしにしておくのもNGです。ボールの機能の低下にも繋がります。
まとめ
ゴルフグローブ、シューズ、ボールの3つのアイテムのお手入れ方法で大切な点は
- 日々のお手入れが大切
- 汚れたら拭き取る
- 専用スプレーやゴルフクリームなどのお手入れ道具で、より長持ちに
の3点です。
ゴルフアイテムをこまめにメンテナンスして、いつでもアイテムもプレーも綺麗なプレーヤーでいましょう。