ゴルフ場で見かけるゴルフカート。重い荷物を抱えてのコース移動には非常に楽ですよね。
ゴルフカートにはゴルファーが歩く「徒歩系ゴルフカート」と、車のように乗って移動する「乗用系ゴルフカート」があります。さらに、そのようなゴルフカートも、今では進化を遂げているとのこと。
今回は、ゴルフカートの種類と変化について紹介します。
歩いて楽しむ。徒歩系ゴルフカート
「徒歩系ゴルフカート」は、自らが歩いてコースを移動するゴルフスタイルが好きな方に最適です。グリーン以外のほとんどの場所にカートを運べられます。
手で引っ張ったり、押すタイプや、キャディさんが手押しをしてくれるタイプ。さらに、コースにレールを張り巡らせて、リモコン操作でカートを移動させるタイプなどあります。
しかし、徒歩系ゴルフカートのデメリットは、基本的に自分で運ぶため、重い荷物を引っ張りながら坂を移動したりするのは大変な労力です。
移動も楽ちん!乗用系ゴルフカートの種類・注意点
体力を使う「徒歩系ゴルフカート」とは違い、「乗用系ゴルフカート」は使用料金が高めですが、持ち運ぶ点から非常に楽です。ほとんどのゴルフ場に常備されています。
また、乗用系ゴルフカートには、「マニュアル式ゴルフカート」と「自動式ゴルフカート」の2種類があるのです。
マニュアル式ゴルフカート
マニュアル式ゴルフカートの運転方法は、自動車の運転のようにハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダルなど使って、自分で運転するタイプのカートです。
マニュアル式ゴルフカートの注意点は、車の運転をするような感覚で操作ができるため、スピードを出しすぎること。アクセル・ブレーキペダルも自ら操作するため、周囲の状況を確認しながらの運転が必要になります。
自動式ゴルフカート
自動式ゴルフカートはリモコンで操作するタイプのゴルフカートです。リモコンを持っていれば遠隔操作が可能となり、カートまで戻らなくても近くまで呼べるため便利。また、ボタンひとつでカートを運転できる使いやすさもあります。
遠隔操作が可能な自動式ゴルフカートですが、リモコンを操作して引き寄せる場合は、周囲を確認しながらカートを呼んでください。急な発進などは思わぬ事故にもつながります。また、自動式ゴルフカートは、他のカートは認知するものの、人や障害物は認知しないため慎重な運転も必要です。
こんなのもある?!進化するゴルフカート
リモコンで操作する乗用系ゴルフカートの登場で、ゴルフが快適になりました。しかし、ゴルフカートも自動操作は当たり前の機能として、さらに変化し続けているのです。いくつか紹介します。
自動的に付いてくるゴルフカート
スチュアートゴルフ(Stewart Golf)というメーカーが発表した「X9 FLOLLOW」です。このゴルフカートの特徴は、ゴルファーを感知してゴルフカートが付いてくること。グリーン周りなどにカートは入れないため、その時はリモコン操作で止められます。
ゴルフカートを手で引っ張ったり、押したりをしていた、これまでの手間がないので、体力も温存できて楽しいゴルフが可能です。
サーファーのように移動できるゴルフカート
革新的なゴルフカートとして賞の受賞経験もある、「サーフ・ジ・アース(Surf the Earth)」も、新しいゴルフカートとしても有名です。
会社経営者で元サーファー、ゴルファーのレアード・ハミルトンが開発したサーフボード型のゴルフカート。これはゴルフ道具を運ぶだけでなく、ゴルファー自身も運んでくれるため、ゴルフプレー時間の短縮にも繋がります。
実際にサーフ・ジ・アースを、PGAツアーやヨーロッパの各ツアーで利用したゴルファーから高評価なので、一度は使ってみたいものです。
まとめ
ゴルフカートについてまとめると、
- 現在、ゴルフカートは大きく徒歩系と自動系の2種類あること
- ゴルフカートは便利だが、操作する場合は周囲を見ること
- 年々、進化するゴルフカートは、より快適にゴルフを楽しむために開発されている
「より快適にゴルフを楽しめる」ゴルフカートが続々、登場しています。乗用系ゴルフカートの自動操作に新しい機能を加えた、新しいゴルフカートの登場で、ゴルフのスタイルも変わるのでしょう。これからのゴルフカートの変化に注目です。