夏になると暑さや日差しの影響、室内外の温度差により、夏バテになっている方も多いのでは。それでも、好きなゴルフをしたいもの。
今回は、夏ゴルフを楽しむための、知っておきたい夏バテに効く栄養素や食材や、ゴルフ前やゴルフの間で食べたいランチも紹介しますのので、参考にしてください!
そもそも夏バテとは?
そもそも夏バテとは、「からだがだるい」「眠れない」「食欲がわかない」といった体調不良のこと。夏バテには、日本の高温多湿な暑さが大きく影響しています。
具体的に言うと、夏バテは夏の暑さに体温を一定に保とうと、自律神経が一生懸命に働くことで起こり、自律神経の乱れを起こしてしまうのが原因と言われています。
エアコンなどの空調設備が効いた部屋の冷えから、屋外の暑さに移動するときに暑いと感じる温度差も、自律神経を引き起こす原因とされています。
夏バテ中のゴルフ前に確認しておこう!摂取しておきたい食材とは?
夏バテの予防と改善をするためには、主に3つが重要です。
- 適度な運動
- こまめな水分補給
- タンパク質とバランスの良い食事
この中でも、特に「タンパク質とバランスの良い食事」が、夏バテの予防と改善に重要と言われています。気をつけたいバランスは、「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」。
例えば、タンパク質の場合、豚肉やレバー、まぐろや、かつおといった魚類、大豆類がおすすめ。ビタミンやミネラルなら、それらを含むトマト、かぼちゃ、ピーマン、ねぎといった野菜や、レモン、バナナなどの果物を積極的に摂り入れておきましょう。
また、夏バテは食欲がわかないため、食欲を増進させるために、香味野菜やスパイスの効いた食事も良いです。逆に、夏に多く摂取しがちな冷たいものは、胃腸の働きを弱くするので、過剰な摂取は避けましょう。
夏バテ中のゴルフで食べたいランチを紹介
先述したような摂取したい「タンパク質」「ミネラル」「ビタミン」といった栄養素を、実際の食事に活かしたい。そのような人のために、夏バテのゴルフで食べたいランチをご紹介します。
うなぎの蒲焼き・うな重
土用の丑の日でも、定番のうなぎはバランス良く栄養素摂れるため、夏バテ対策におすすめ。
うなぎにはビタミンA・B1・B2・E・D、ミネラル、カルシウム、鉄分など、夏バテ以外でも日常生活に必要な栄養素が、豊富に入っています。また、女性には嬉しいコラーゲンも含んでいるので、美容にも効果的。
うなぎを使ったうなぎの蒲焼きや、うな重といった料理を食べれば、夏バテ防止に繋がるだけでなく、単純にランチとしての満足感も高いのでおすすめです。
豚しゃぶ
うなぎと同様に豚肉はビタミンB1が豊富。夏の定番メニューの豚しゃぶは、疲労回復に効果的です。夏バテで疲れが溜まるときは、豚しゃぶとクエン酸を摂取できるポン酢を使うと、より効果的に身体を回復できます。
カレー
先述したようにスパイスには食欲増進の効果あり。そのため、カレーは夏の定番メニューとして人気なだけでなく、夏バテにもおすすめ。
カレーには薬味としてニンニクや生姜が含まれています。ニンニクに含まれているアリシンという香り成分は、食欲を増大させてくれます。夏野菜カレーなどの旬の野菜と一緒にぜひ。
ランチ以外の食事は? 夏バテに効く朝食・夕食
続いて、夏バテ中のゴルフ前後におすすめしたい朝食と夕食を紹介します。
朝食のポイントは、食べやすいタンパク質とクエン酸。冷ややっこ、ゆで卵などの卵料理や、バナナやオレンジといった果物を取りましょう。卵や豆腐などのたんぱく質は免疫力強化に、レモン、グレープフルーツ、オレンジなどに入っているクエン酸は、疲労回復に繋がります。
夕食は、ビタミンB1が摂れる大豆、ほうれん草、ゴマなどの野菜と、こちらも、たんぱく質のある食材を中心にしましょう。
例えば、ビタミンB1なら、豚ニラもやし炒め、ほうれん草の胡麻和え、豚肉と枝豆炒めなど、豚肉と掛け合わせられるメニューが良いと思います。また、たんぱく質なら、鮭、鶏のささみ、チーズなどが良いでしょう。野菜とセットとして食べられる鮭料理や、鶏のささみと合わせると効果的です。
まとめ
まとめると、
- 夏バテは自律神経の乱れが原因にある
- タンパク質、ミネラル、ビタミンの入った食材を中心に摂ること
- うな重や豚しゃぶ、カレーなどが夏バテ中のランチにおすすめ
暑い夏には冷えた飲み物や食べ物を摂ってしまいがち。けれども、夏バテ中だからこそ、しっかりした食事が必要なのです。ぜひ、ゴルフのランチの参考にしてみてください。
また、ゴルフが終わった後のお風呂のときもシャワーで済まさずに、湯船に浸かると心と体がリセットされます。温熱作用などで血行が良くなり、疲れが取れやすくなりますよ。
食事とお風呂に気を使って夏バテを早く解消し、ゴルフを楽しみましょう。