「ゴルフを上達させたいけど、打ちっ放しに行く時間がない…」
気持ちはあるけど、お仕事後にはちょっと気が向かない。
そんなことはありませんか?
本当は練習したいけれど、心と身体のギャップがあるときにおすすめなのが自宅ゴルフ。
寝る前に簡単なストレッチやエクササイズでリフレッシュして、明日のお仕事も頑張りましょう!
ストレッチがスタート!ゴルフで念入りにする部位
どんな運動をするにしても、怪我をしないようにするストレッチ。
それに加え1日の疲れを和らげたり、凝りをほぐしたりしてむくみ予防効果も。
また、新陳代謝もアップするので、ダイエット効果にも期待が!
また、ゴルフ上達のためには可動範囲を広げ、飛距離を延ばすための身体の柔らかさがポイントになります。
そこで今回は、身体の疲れやダイエット効果のあるストレッチの中でも、ゴルフをやる人は特にケアしておきたいものをご紹介します!
肩甲骨の可動域を広くするストレッチ
「スイングをするときに肩に無駄に力が入ってしまう。」とスイングに悩みがあるときに注目すべきは肩甲骨。
肩甲骨を伸ばして柔らかくすることで、身体のバランスが整えられることに加え、スイングがしなやかになるのです。ストレッチの方法は、
① 背筋を伸ばして、手のひらを合わせて、両腕を胸の高さで前方に伸ばします。
② 腕を曲げずに、手のひらを擦り合わせながら、肩甲骨を意識して動かし、片方の腕を前方へ押し出します。
左右合わせて10回行ってください。
体を捻じり、体幹を刺激するストレッチ
「体幹」とは樹木で言う、幹の部分です。占める割合が大きいため土台になるように、人の身体でも手足や頭部を支える大事なところです。
なので体幹をしっかりとすることにより、上体がブレにくい身体になるのです。そして同じ労力でもよりよいパフォーマンスが発揮できるのです。ストレッチの方法は、
① 足を腰幅よりも広げ、胸の前で手のひら・両肘をくっつけ、そのまま前傾しながら背筋を伸ばします。
② 腰を動かさないよう、背筋を曲げないように、注意しながら左右へねじってください。
こちらは10往復行うことを目安にしてみましょう。
家でも続けられる“簡単”レッスン!
他のスポーツ同様、プレーをするときに場所が必要ではあるのですが、基本的な動作なら自宅でスペースをあまりとらなくてもできます。
ちょっとした時間を活かして、基礎をしっかりと体に定着させる練習方法をご紹介します。
また、自宅でクラブを振るのはスペースなど課題が多いですよね。素振りの練習法なので、道具は用いらなくとも空きスペースで動きを確認できるものをご紹介します。
練習1 左右連続素振り
「左右連続素振り」とは、テイクバック→トップ→ダウンスイング→フィニッシュの動作を繰り返す練習法です。
※語句説明
・テイクバック:スイングに入る際に、クラブを後ろに引く動作
・トップ:ボールの上方をたたくショット
・ダウンスイング:トップからボールに向かってクラブを振り下ろす動作
・フィニッシュ:スイングし終わった状態
普段意識がいっているボールではなく、腕の振りや身体全体の動かし方が意識できるので、スイング軌道を安定させる働きがあります。
練習2 壁におでこをつけたまま素振り
この練習は、基本のフォームで壁に向かって立ち、構えたときに、頭が壁にくっつくように、立ち位置を調整します。その後にクラブを握っているイメージをしながら、素振りを行うだけです。
ここで気をつけてほしいのは、頭を絶対に離さないように素振りを行うことです。ゴルフスイングは回転であり、回転を生むためには、“体幹”すなわち“体の軸”が絶対に重要なのです。これは「身体の軸」を安定させるための練習です。
今回のポイント
・ 自宅でもクラブ無しで出来ることを
・ ストレッチは肩甲骨と体幹が伸びるものを!
・ 素振りでは身体の軸をしっかりと意識
以上、「自宅でできるゴルフ練習」でした。
ストレッチや、クラブなしの素振りなど手軽な練習を積み重ねる地道な練習。
ゴルフ場に行かなくても、練習を少しでも続けていれば、いつの間にか大きくスコアが良化していくと思います。ぜひ生活の中に取り入れてみてくださいね!